[小ネタ][Amazon Connect]発信時にお客様に表示する電話番号を変える

[小ネタ][Amazon Connect]発信時にお客様に表示する電話番号を変える

Clock Icon2019.03.06

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

こんにちは、中村です。

Amazon Connectでは、発信する時にお客様が体験する定義する問い合わせフローを作成することができます。このフロー内では、お客様に表示する電話番号を変更する機能があります。

今回はフローの作成と作成時に気付いた点をまとめておきます。

表示する電話番号を変える

作成するフローはこちらです。作成するフローのタイプは、アウトバウンドウィスパーです。

このフロー内では、下記の機能があります。

  • 音声の設定
  • 通話記録の設定
  • 表示する電話番号の設定
  • プロンプトの再生(通話が録音されている旨の案内)

なんとなくコールセンターからの電話としてはありがちなものにしてみました。

ダイヤル番号ブロックでは、表示する電話番号を選択します。

選択方法は、インスタンス内で取得している番号のリストから選択するか、属性を使用するかのどちらかです。属性を使用する場合は動的に変更が可能ですが、今回はインスタンスから番号を選択しますを利用します。

フローが完成したら、保存して発行をしましょう。

次はキューの設定です。キューは初期作成されているBasicQueueを利用します。設定を変更する箇所は、アウトバウンド発信者ID番号アウトバウンドウィスパーフローです。先ほど作成したフローとフロー内で設定していない電話番号を選択します。

エージェントはBasic Routing Profileが紐づいているユーザーを利用ください。 この状態電話した場合は、050から始まる番号ではなく、0800の番号でお客様に表示されるはずです。

番号の変更を確認できました。

気付いた点

上記のフローを作成中にこのようなエラーが発生しました。

どうやらダイヤル番号ブロックはプロンプトの再生ブロックより前に配置する必要があるようです。 二つのブロックの配置位置については、ユーザーの体験の中ではあまり影響がないので良いのですが少し不思議です。

まとめ

発信してお客様がお出にならない場合折り返しが想定されます。表示する番号を変更しておくことで、アウトバウンド利用の番号と出なかったお客様用の番号で仕組みを切り分けておけます。

弊社ではAmazon Connectのキャンペーンを行なっております。

また音声を中心とした各種ソリューションの開発支援も行なっております。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.